WordPressでは、テキストエディタで文章を入力すると、文章の行が換わったところで自動的にpタグを付加してくれます。

しかし、そんな余計なことをしてほしくない、という思いになることもあるでしょう。

そんなときは、WordPressの自動整形機能をオフにするPHPコードを、テンプレートファイルに書き込みます。

固定ページでpタグ除去の自動整形機能をオフにしたい場合は、固定ページテンプレートファイルである page.php の、

<!–?php the_content(); ?–>

の行の直前に、

<!–?php remove_filter (‘the_content’, ‘wpautop’); ?–>

<!–?php remove_filter (‘the_excerpt’, ‘wpautop’); ?–>

の2行を付け加えます。

なお、the_content の方は記事本文について、the_excerpt の方は抜粋についての処置です。

投稿でpタグ除去の自動整形機能をオフにしたい場合は、投稿テンプレートファイルである single.php の、

<!–?php the_content(); ?–>

の行の直前に、同じ2行を付け加えます。

固定ページや投稿などの各テンプレートファイルにこだわりなく、すべてのページでpタグ付加の自動整形機能をオフにしたい場合は、functions.php ファイルに、

remove_filter(‘the_content’, ‘wpautop’);

remove_filter(‘the_excerpt’, ‘wpautop’);

の2行を書き込む方法でもかまいません。